活動の柱

「親子山学校」が大切にしている、考えや取り組み方を ご案内しています。


親子山学校の「キッズクラス」に参加を考えていらっしゃる方へ。

親子山学校での毎月の親子トレッキングはさぞかし楽しい
だろうなと思われているかも知れませんが、楽しいだけの
山登りにはなんの価値もありません。それを求めたい方は
ご自分でなさるか、サービス満点のツアー登山に参加する
ほうがよろしいと思います。

親子山学校の「キッズクラス」では、
山に持参する食べ物、おやつ、飲み物を厳しく制限させて
いただいています。これを守れない親子の入会は一切認めません。
改善されない親子には退会を勧告します。

以下、食べ物に関する「親子山の流儀」をお読みください。

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「親子山の流儀」(食べ物編)
「山のおやつのこと」

キッズクラスへの継続・新規参加を希望されるの皆さんへ

長文ですが、親子山学校のポリシー、根幹に関わる
大事な内容なので、最後までお読み下さい。

親子山学校は、どんな親子の組み合わせになっても、
常に子どもたちが山で健やかに過ごせるように、
親子で歩くチカラをつけてもらい、みんなと山登り続けて
良かったなぁと思える場所でありたいと思っています。

2003年以来、親子山学校が営々と続けている親子トレッキングは、
洗練された環境教育的なプログラムとは無縁です。

子どものカラダが出来上がるまでは、同じような山に何度も繰り返し、
反復して登り続けます。雨の日も雪の日も、年間を通して登ります。
このシンプルさが、親子山学校最大の特徴です。

けれども、現実には様々な価値観や生活習慣で日常を過ごして
いらっしゃる親子が集まっています。親子山学校で全員の
嗜好(志向)を満足させることは不可能です。

そもそも山登りにそうした個々のスタイルを持ち込むことは、
少なくともパーティーを組んで登る山ではありえません。

なんのために、なにを目指してわざわざ親子山学校に集まり、
みんなと山に登るのかを考えるとき、日常の生活習慣や嗜好
にケジメをつけて向き合わなければなりません。

本題に入ります。

親子山学校では「キッズクラス」に参加する際の
子どもが持参するおやつや食べ物を厳しく制限します。

ルールを設けます。

子どもたちのおやつや飲み物に、市販のお菓子やジュースを与える
のはやめて下さい。

ここでいう市販のお菓子とは、大きな工場の製造ラインから
日々大量生産されているお菓子です。日本全国どこへ行っても
売っているような、子どもならみんな知っているいるようなお菓子です。
テレビのコマーシャルで毎日流れているようなお菓子です。

もう少し具体的に言った方が間違いないと思うので例を上げます。
チョコレートはやめましょう。マーブルチョコレート、コアラのマーチ、
チョコ菓子などは一切禁止です。ハイチュウ、その他のキャンデー、ガム、グミ、
スナック菓子も同様に禁止です。

代わりに持ってきても良いおやつの例を具体的に上げます。

おススメするおやつの筆頭はおむすびです!

トレッキング中の休憩時間でも、遠慮なくおむすびを食べてかまいません。
子どもが食べやすいように一口サイズに小さく握ってあげると
子どもも安心して手軽に食べられます。

甘いものが欲しいならば、干しいもやケンピ、甘栗、ドライフルーツなど。
塩分を摂りたいなら、ナッツ類やアタリメ、昆布などの低度な加工食品、
いわゆる昔ながらの保存食にして下さい。

もちろん、これらの保存食品の中にも着色料や保存料など添加物を
使った偽物がありますので注意して下さい。

ナッツやフルーツを入れた手作りの焼き菓子や手作りのパンなどは歓迎します。

もし、市販のお菓子が食べられなくなったことが原因で、子どもの具合が
悪くなったとか病気になったとか、あるいはそれが原因で山登りができない
という場合は教えて下さい。

どうしても保存料、人工甘味料、着色料、香料など化学的な添加物が
たくさん入った遺伝子組み換え原料の加工度の高いお菓子じゃないと、
子どもが健康に育たないとか、病気になりますというのなら、
私はその方の言い分をしっかりと伺った上で、私は説得に当たります。
いいお医者さんも紹介しましょう。

これに伴って、今後は下山後の仲間内での反省会でも、子どもに
アイスクリームやパフェなどの甘味類を食べさせるのもやめて下さい。
ましてや山の茶屋でかき氷やアイスを与えること、ラムネなども禁止です。

どうしても与えたい場合は、解散後、家族だけになってからに
して下さい。プライベートな登山までは関与しません。

どんどん好きなだけ市販のお菓子を子どもに与え続けてけっこうです。
私は関知しません。山で結果さえ出していただけるのなら。

けれども、私が出会った子どもたちで、こうした市販のお菓子や飲み物に
依存する率が高い子ほど、山では威勢よく大声でおしゃべりすることは
得意でも、持久力や根気に欠け、自分や他者、自然への眼差しに欠け、
協調性に欠ける例が多いのが現実です。これは如実に現れます。

この子たちがが将来、大人になり、結婚し、子どもを持ったときに、
親に与えられた食習慣のせいで、予想だにしなかった苦労を背負い込むのは
悲しいな・・・と思っています。食べ物の影響が本当に現れるのは十年後、
二十年後なのです。あるいは次の世代に濃縮されて受け継がれてゆくのです。

暴言のように感じられる親御さんや、ピンとこない方もいらっしゃる
かもしれませんので、重ねて申し上げておきます。

おとなと子どもの食べものが、同じであるわけがありません。

昔は、その境界線がはっきりとしていました。
しかし、現代では肝心の大人や社会がその判断力や基準を失い、
子どもと大人の線引きや区分けを放棄しているのです。

とくにカラダを一生懸命作っている最中の、4歳から6歳の子どもが
カラダの中に入れてよい食べ物は、おのずと限られてきます。

私のようなシロウトが言うまでもなく、子どもが避けなければならない
食べ物と、子どもが積極的に摂らなければならない食べ物の区別や
境界線があるということを、親のみなさんはしっかり学んで下さい。

子どもたちのココロとカラダのために良いと思って
親子トレッキングをやっているのに、その子どもたちにとって
必要のない刺激の強い食べ物を与えられているのを、私はこれ以上
だまって見過ごせません。

繰り返しますが、子どもにとって一番大切な時期は、
生まれてから小学校に上がるまでの最初の6年間にあります。
その重要な時期に当たるのが「よちよち山」であり「キッズクラス」です。

大量生産されたお菓子のチカラを借りなくても、子どもが生まれ持った
チカラでやれることはたくさんあるはずです。
親のみなさんは、そのことに気づき、確信をもって山に臨んで下さい。

おむすびだけで山のてっぺんまで登り、けろっとした顔で下山する
くらいの、カッコいい子どもになって下さい!
みなさんなら出来ます!

親子山学校
主宰 関 良一





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