活動の柱

「親子山学校」が大切にしている考えや取り組み方を ご案内しています。

親子山学校の「商標登録証」


本年(2016年)4月8日付けをもって「親子山学校」は商標登録され、商標権が与えられました。これによって「親子山学校」の名称(商標)は今後、商標法によって保護されます。

商標権は、同一商標だけではなく、類似商標にまで権利範囲が及びます。
商標権は、異なる営業地域であっても、全国的に権利範囲が及びます。
商標権は、更新することによって、半永久的に保持することができる権利です。
商標権は、故意・過失を問わず(知らなくても)、侵害が許されない権利です。
商標権は、類似した名称を使って、類似した活動を行うものに対しても、使用差し止め、および損害賠償請求(訴訟)を行うことができます。

今般、商標権を取得できたことは、長年の「親子山学校」の活動実績とその名称の普及・浸透が特許庁に認められたものです。これによって、私たちの活動も保護され、親子山学校ならではの親子に寄り添った活動を堂々と進めていけることになりました。

「親子山学校」の商標権が及ぶ役務は、次の内容に関連したものです。

商標:親子山学校
登録番号:第5839916号
存続期間:平成38年4月8日まで

第39類:登山者の案内
第41類:登山に関する知識の教授、登山に関するイベントの企画・運営又は開催、登山の企画・運営又は開催

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親子山学校は2003年4月の創設以来、登山を通して子どもたちに<歩くチカラ>を習得させ、親子登山の効能を謳い、親子登山の裾野を広げようとその啓発にも取り組んできました。草創期は親子の団体で山に登る私たちへの眼差しには奇異なものもありました。登山業界も決して十分な理解があったわけではありません。

そうした気風が変わったのは「山ガール」ブーム以降からです。それまでは法人格の山岳会やプロの山岳ガイドでさえ、親子に向き合った継続的な登山活動には熱心とはいえず、取り上げてもスポット的な企画がせいぜいだったと思います。

しかし、ここ二、三年は様々なところで、親子を相手にした定期的な登山活動が盛んになってきました。そうした流れを長年待ち望んできた者としては、喜ばしい変化と受け止めています。

その一方で、「親子山学校」の名称や活動内容に類似した団体、グループも現れてきました。そうした団体・グループとの差別化を図ることはもちろん、「親子山学校」という一見なんの変哲もないこの名称を、今後は守っていく立場に立たされました。

今般の商標権の取得によって、親子山学校の前身時代に使っていた「親子山教室」や「親子山」という略称も今後は類似商標とみなされます。ほかにも「親子登山学校」「親子登山教室」なども活動形態によっては類似する商標とみなし、使用差し止めや損害賠償請求を起こす対象となります。

抵触しそうな事例を抱えていらっしゃる団体および個人の方がおりましたら、親子山学校までお問合せいただければ真摯に対応させていただきます。

それぞれが明瞭な差別化を図りながら、互いに親子登山の健全な普及と啓発活動に務めるべきものと理解しております。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

2016年5月25日
親子山学校
主宰 関 良一
info@oyakoyama.cpm

■追記
平成28年7月8日「親子山」の名称も商標権を取得しました。
商標:親子山
登録番号:第5865642
第39類:登山者の案内
第41類:登山に関する知識の教授、登山に関するイベントの企画・運営又は開催、登山の企画・運営又は開催

■追記(2021年2月現在)
「親子山」の商標権の更新手続きを行いました。2026年7月8日まで存続されます。「親子山学校」の商標権も同様に2026年まで有効です。