三条ダルミまでの前半は急登、アップダウンも多い


8月23日から24日で実施した「こども山岳塾」の雲取山。
二日目の写真を同行したHさんから送っていただいので、
その一部をアップします。

二日目は6年生のK君とT君が、交代で先頭と最後尾につき、
最後まで下級生たちをしっかりと統率しながら、山頂、ブナ坂、
そして鴨沢バス停へと無事に下山しました。


先頭を担当するT君。後ろの下級生をフォローする


後ろを気にするT君。


三条ダルミに到着し、休憩。ここから山頂まで急登を30分


山頂まで休まず一気に登っていった!


子どもたち10人全員、一人も脱落せず雲取山に登頂!


リーダーを務めた二人も固い握手!


三条の湯から雲取山までの、気を使う区間を無事に歩き終えてホッとしました。
あとは石尾根を下ってブナ坂から一路鴨沢バス停をめざします。とはいえ、これも
最後までなにがあるかわからない。これまでの経験からも、堂所から最後の1時間あまり
が疲労もピークに達する時間帯です。

6年生のK君、T君は、最後まで一列縦隊とペースを守って、下級生たちを
しっかり統率していました。


山頂から石尾根を下って、奥多摩小屋へ向かいます

巻き道に入って奥多摩小屋へ

奥多摩小屋前に到着。ここで昼食にしました。


食後、ふたたび石尾根でブナ坂分岐へ向かいます



先頭を行くT君。


正面に七ツ石山。今回は登らずに手前の分岐からブナ坂を下ります


マムシ岩での休憩を終えて、さらに堂所へ

堂所の広場で休憩。


ようやくアスファルトの林道、小袖乗越に到着。バスの時間まで余裕がないので休まずに歩き続けます


鴨沢バス停まで残り5分ほど。最後は全員で励ましあって下山しました。


二日間で約25キロを歩いた雲取山の山旅。参加した10人の子どもたちにとっては、親と離れて過ごした二日間です。バス停が近づく頃には、我慢していた感情も噴出して泣き出す子もいました。それでも最後は笑顔で終わりました。

2年生から6年生まで、ここまで続けてきた山登りの経験はまちまちですが、いつもの山で仲良く過ごしてきた絆があればこそ。子ども同士がチカラを合わせると、ここまでやれるんだということが証明できた素晴らしい二日間でした。

こういうチカラが発揮できれば、八ヶ岳あたりの山でも子どもだけの山登りはきっと可能だろうと確信しました。(すぐにはやりませんけどネ)