雲取山の子どもたち 二日目の様子
8月23日から24日で実施した「こども山岳塾」の雲取山。
二日目の写真を同行したHさんから送っていただいので、
その一部をアップします。
二日目は6年生のK君とT君が、交代で先頭と最後尾につき、
最後まで下級生たちをしっかりと統率しながら、山頂、ブナ坂、
そして鴨沢バス停へと無事に下山しました。
三条の湯から雲取山までの、気を使う区間を無事に歩き終えてホッとしました。
あとは石尾根を下ってブナ坂から一路鴨沢バス停をめざします。とはいえ、これも
最後までなにがあるかわからない。これまでの経験からも、堂所から最後の1時間あまり
が疲労もピークに達する時間帯です。
6年生のK君、T君は、最後まで一列縦隊とペースを守って、下級生たちを
しっかり統率していました。
二日間で約25キロを歩いた雲取山の山旅。参加した10人の子どもたちにとっては、親と離れて過ごした二日間です。バス停が近づく頃には、我慢していた感情も噴出して泣き出す子もいました。それでも最後は笑顔で終わりました。
2年生から6年生まで、ここまで続けてきた山登りの経験はまちまちですが、いつもの山で仲良く過ごしてきた絆があればこそ。子ども同士がチカラを合わせると、ここまでやれるんだということが証明できた素晴らしい二日間でした。
こういうチカラが発揮できれば、八ヶ岳あたりの山でも子どもだけの山登りはきっと可能だろうと確信しました。(すぐにはやりませんけどネ)