お知らせ

親子山学校からのお知らせ全般をお伝えします。

オヤコヤマ・ビエンナーレ会場全体図( illustration. y.ishizuka)


親子山学校が一貫して望んできたのは、子どもたちに「歩くチカラ」を育んでもらうことです。幼いうちから山登りで歩くチカラを身につけ、五感を磨いてきた子どもたちはやがて自我に目覚め、自分で「考えるチカラ」を養い始めます。その過程で求められるのが「表現するチカラ」です。

本年10月26日(土)〜27日(日)の二日間、親子山学校の子どもたちによる芸術祭、第一回「オヤコヤマ・ビエンナーレ」を開催します。

山登りではなく芸術、子どもたちアートにが挑みます。「歩くチカラ」を糧にしてきた子どもたちが、果たしてどんな「表現するチカラ」を見せてくれるのか。21年目の親子山学校が始める新たなプロジェクト、子どもによる子どものためのアート・フェスティバル「オヤコヤマ・ビエンナーレ」についてご案内します。


親子山学校の卒業式

3月30日(土)奥高尾縦走路の一丁平園地で、現役の親子メンバーとOB・OGら100名が見守る中、2023年度の卒業生10名への卒業証書授与式が執り行われました。この後、全員で合唱曲「大切なもの」(山崎朋子作詞・作曲)を歌って式は終了し解散に。


高尾山でも近年、盗掘に遭っている植物の一つセンブリ


東京・高尾山のビジターセンターが発行しているニュースレター「のぶすま」2022年秋号(vol.69)には、「高尾山で起きている問題・観察マナー編」と「高尾山のれきしvol.31高尾山のゴミ問題、昔と今」と題した記事が大きく掲載されています。

私の知る限り「のぶすま」でここまで山のマナーについて突っ込んだ記事を見たのは初めてです。それだけ心ない人たちによるマナー違反が増え、深刻な問題に発展しているということだと思います。

下記のURLからも「のぶすま」秋号が閲覧・プリントアウトができますのでぜひご覧下さい。
https://ces-net.jp/takaovc/?page_id=465


陳情書に掲載した「登山道下の斜面に投棄されていた原付バイクの写真」(2022年1月)


京王線高尾山口駅前から登れる草戸山(標高364m)は、親子山学校でも年に数回登っている山です。登山口から四辻に向かう最初の山道を登っていくと、右側の斜面の下に不法投棄されたような原付きオートバイが何年にも渡って放置されていました。ナンバープレートが外されており、盗難車なのか不法投棄なのかも不明でした。いつまでも放置されている様子が気になって、今年の4月に現状の状況をA4用紙6枚にまとめたレポートを携えて地元の高尾警察署に陳情という形で提出しました。提出から半年ぶりの10月、親子山学校のキッズクラスの月例山行で草戸山に登った際、放置されていた場所から原付きオートバイの姿がなくなっており、無事に撤去されていたことを知りました。