リユース品の活用
毎年この時期になると、親子山学校のキッズクラスでは、不要になったりサイズアウトしたけれどまだ十分に使える子ども向けの登山用品を、メンバーから提供していただきます。新たに参加する子どもたちに「リユース」してもらうためです。
いつ頃からこういうことを始めたのか、私にも記憶がありませんが、今と違って子ども向けの登山用品が手に入りにくかった頃、サイズアウトした子どもの登山靴を、ほかの誰かに使ってもらおうと提供したのが最初だったと思います。
今年も4月から参加する大勢の子どもたちのために、いろんなリユース品が集まっています
登山靴、ウエア各種、帽子、スパッツなどなど。どれも現役親子メンバーからの提供品です。
一番役立つのは、やっぱり登山靴ですね。
子ども向けの登山靴は、今でこそモンベルなどでも16センチからありますが、かつては18センチ以下の登山靴を探すのは本当に苦労しました。そんなときに、小さなサイズの靴のお下がりは重宝しました。
子どもの思い出の品は手元に残しておいてもかまわないけれど、タンスのこやしで終わってしまうのなら、まだ使えるうちにほかの子のために役立ててほしい。そういう願いで、毎年リユース品の提供をメンバーのみなさんに呼びかけています。
今度のキッズクラスの説明会にも、このリユース品を持参しますので、ピッタリ合うお子さんがおりましたら提供いたします。リユース品はすべて無償提供します。子どもたちの汗とファイトがしみこんだ品々です。大切に使ってくださいね。