お知らせ

親子山学校からのお知らせ全般をお伝えします。


親子山学校では現在、新年度を前に準備していた行事も山行も、新型コロナウイルスの影響で中止や無期限の延期の措置をとっています。親子山学校に在籍する親子のみなさんはおよそ二百数十名。ほとんどが人口密度も高い首都圏に住んでいます。そうした状況と環境の中で、新型コロナウイルスの嵐に耐え、山登りの再開を待っている親子のために、3月30日から「親子山だより」というメールマガジンをはじめました。


「親子山だより」はあくまでも親子山メンバー限定なので、ここで具体例を紹介することはできませんが、次のような趣向で発信しています。

●すでに周知されている新型コロナウイルスへの予防対策や、マスメディアで報じられているような情報は扱いません。
●その話題に触れることはあっても、ネガティブな要素は避けて、明るく元気に過ごせる表現を大事にしています。
●山登りに関する話題はあえて控えて、親子にとってホッとするような話題を中心に、ユーモアをまぶして取り上げています。

●メルマガのスタイルは「ラジオ番組のような構成」にし、テキスト形式で発信しています。
●「親子山だより」とは、つまり「読むラジオ」なんです!
●私(主宰者)が、ラジオのDJになったつもりで、文章もDJのような口調で書いています。

●ラジオ番組のDJが、リスナーからのハガキやメールを読んで共感したり、リスナーと話題を共有するように、「親子山だより」でもその都度メンバーから寄せられたコメントを読み上げて、いかにもDJとキャッチボールをしているような作風で展開しています。
●寄せられたコメントは、あえて「ハガキ」と呼びます。「キッズクラスの山田花子さんから、おハガキをちょうだいしました」という具合に。
●バーチャルなラジオ番組なのに、DJから「ハガキ」を読まれると、なぜかみんな嬉しがってくれます。
●リスナー(読者)は、一緒に山に登っている顔の知れた仲間なので、すべて実名で紹介されます。それがいっそうの安心感や共感を与えます。

●テキスト形式ですが、YouTubeなど特定のURLを貼り付けて、ラジオのように途中で音楽を流す(聞いてもらう)こともできます!
●何よりも、読む人の頭の中で想像力が広がります。
●外出を控え、自宅にいても、自分の都合の良い時間に聴く(読む)ことができます。

こんな感じで気まぐれで発信するつもりが、3月30日以来、毎日一回の放送(通信)が続いています。だったらもう少し本格的にYouTubeなどの動画配信やWEBラジオでやればと思うでしょうけど、そうした既存のフォーマットでは当たり前過ぎて面白くありません!

そもそもテキスト形式にこだわる理由は、なによりも画面(動画)を介したコミュニケーションには、送り手受け手双方にとって疲弊感を倍増する危険性があり、たとえフォロワーが少ないものであっても、知らぬまにヴィジュアル優先の志向となり、刺激的な表現に走りがちになるからです。

少し不便だったり制約があるシステムでやる表現だからこそ、送り手はどうやってみんなに届けようかと頭をひねり、聴き手も想像の翼を広げて受け止めようとするわけです。そこに固有の、確かな伝達と表現が生まれるのだと思います。

私にとっては、「読むラジオ」も山登りと同じです。五感や想像力の欠けた山登りは、本人にも仲間にも何も響くものはありません。

新型コロナウイルスの猛威はまだ続くでしょう。けれども、極限にあっても物事を柔軟に受け止めて、立ち止まったり、退がったり、一歩前進したり。自らの感受性を大切にして、生きるチカラを磨くための知恵と努力は続けなければなりません。

2020年4月4日
親子山学校
主宰 関 良一