お知らせ

親子山学校からのお知らせ全般をお伝えします。

陳情書に掲載した「登山道下の斜面に投棄されていた原付バイクの写真」(2022年1月)


京王線高尾山口駅前から登れる草戸山(標高364m)は、親子山学校でも年に数回登っている山です。登山口から四辻に向かう最初の山道を登っていくと、右側の斜面の下に不法投棄されたような原付きオートバイが何年にも渡って放置されていました。ナンバープレートが外されており、盗難車なのか不法投棄なのかも不明でした。いつまでも放置されている様子が気になって、今年の4月に現状の状況をA4用紙6枚にまとめたレポートを携えて地元の高尾警察署に陳情という形で提出しました。提出から半年ぶりの10月、親子山学校のキッズクラスの月例山行で草戸山に登った際、放置されていた場所から原付きオートバイの姿がなくなっており、無事に撤去されていたことを知りました。

当初は親子山学校のメンバーからボランティアを募って、我々の手で回収処分を行おうと考えましたが、「万一、そこが私有地であった場合、勝手に入ってやるわけにはいかない」ということで、「八王子市か、もしくは高尾警察署に相談」してみることになったわけです。

このアドバイスをしてくれたのは、親子山学校のメンバーの親御さんでした。実はその方、本職の警察官。ご自分の管轄でもなく、そうした事案を担当する部署でもないけれど、親身になって相談に乗ってくれました。

こうした助言を参考にして、親子山学校として放置バイクの事案を高尾警察署に伝え、今回の撤去に繋がったと思います。親子山の子どもたちにも「おかしいと思うことは見て見ぬふりをせずに、行動することで解決できるんだよ」と教えることができました。


陳情書の一枚目


休憩ポイントでもある四辻の分岐点