お知らせ

親子山学校からのお知らせ全般をお伝えします。

「親子登山 二つの鉄則」(しんぶん赤旗「知る聞くRoom」より)


登山シーズンを迎えた5月4日の「しんぶん赤旗」(土曜日・くらし家庭面)に、親子登山をはじめる際に気をつけたいことを二点に絞って書いた原稿が掲載されました。これは親子山学校でもすべての親子メンバーが共有して、毎回の山行で実践している鉄則です。こうした認識と実践は反復しなければ身につきません。子どもが悲しい山岳事故に遭わないよう、親子でこの鉄則を共有してほしいと思います。



親子山15周年 同窓会登山

2017年度は親子山学校の創立から15年目を数える年です。その区切りとなる15周年を記念して、「親子山同窓会」が卒業生の皆さんと共に過ごす集いを企画してくれました。開催は2018年3月ですが、今からご都合をつけて多くの卒業生たちにお越し願えればと思います。

親子山学校は、15年間で延べ一万人を越える親子と山登りを続けています。創立当時の子どもたちは、すでに成人して学生や社会人になりました。15年の歳月をかけて、多くの親子で繋げてきたバトンは、現在の親子山学校にも脈々と受け継がれています。



『山と渓谷』2017年6月号表紙


山岳雑誌『山と渓谷』2017年6月号の特集【夏山登山を変える最新テクニック70・実践者が教える「計画・装備・行動」の新常識】に、親子山学校主宰の関良一が記事を寄せました。

特集ページ「計画編」の中で「親子」向けの夏山の楽しみ方として、子どもと「山小屋」との上手な付き合い方を提案しました。おすすめの山とルートは八ヶ岳の「編笠山・西岳」、利用する山小屋は「青年小屋」です。あくまでも2500m級の山なので、親子の技量に照らして計画・実践して下さい。



■アイゼンを用意する

親子山学校では年間を通して山登りをしているため、親子全員アイゼンの携行が必要になる時期があります。キッズクラスで登っている低山でも、例年1月から2月には積雪があります。ジュニアクラスでは標高二千メートル前後の雪山に行きます。低山は雪そのものは少ないのですが、アプローチで歩く日陰の林道、北向き斜面の登山道などが凍結している場面によく遭遇します。スリップして転倒すると骨折する危険もあるため、アイスバーンをしっかりと捉えてくれるアイゼンは欠かせません。




『ゆたかなこども』31号表紙


河合楽器が全国で行っている子ども向けの事業「カワイ体育教室」の、保護者向け冊子『ゆたかなこども』31号(2016年)の取材を受けました。

巻頭の特集「親子トレッキング入門」の中で、これまで続けてきた親子登山の経験から、親子で山に登ることの良さ、気をつけてほしいことなどをお話させていただきました。