お知らせ

親子山学校からのお知らせ全般をお伝えします。


草履(ぞうり)を履いています。
家にいる以外の時間、下手をすると登山靴で歩いている時間のほうが長いこともあるので、なるべく足を解放したいこともあります。それ以上に、草履で歩くと左右の足の出し方、足の運び方、地面への足の接地などが、自然に理想的なスタンスをとっている感触がします。心なしか姿勢もよくなるように思います。足の親指と人差し指の股を鼻緒にひっかけて歩くことで、自然と正しい歩き方が身につくようです。

入笠山のマナスル山荘本館の山口さんも、「日本人はぞうり、わらじで歩くのがいい。クロックスのようなサンダルは良くありません」とおっしゃっていました。その通りだと思います。

わが親子山学校のキッズの中にも、下山するとすぐに草履に履き替える子どもがいます。その子は、同じ年齢の子どもと比べても体幹の発達がすぐれ、山道でも安定した歩きを披露しています。精神的な落ち着きさえほかの子より秀でているような気がします。

ココロとカラダを整える意味でも、日本人には「草履」「わらじ」「下駄」という昔ながらの履物が理にかなっているのでしょう。大人も子どもも、普段から草履やわらじを履いて過ごすことをおススメします!