山登りのABC
工事現場などで働く方々なら目にしたり、
耳にしたことがあるはずの標語、
「安全のABC」をご存知ですか?
これ、登山にもそっくり使える分かりやすい標語です。
覚えて心がけておくといいですよ!
「安全のABC」=「登山のABC」
A=当たり前のことを
B=ぼんやりせずに
C=ちゃんとやる!
予報では一日晴天と言っていた。「雨具」を
持ってこなかったので、雨でずぶ濡れになった。
おしゃべりに夢中だったり、周囲への警戒が
ないまま歩いていたら、落石に遭遇した。
蜂の巣に気づかずに、枝やストックで叩いてしまった。
足元のヒルに気づかなかった。
頂上に行けば当然、トイレも茶屋もあると思っていたので、
なにも用意してこなかった。
子どももお年寄りも登っている山だから、ルートの下調べ
なんかしないで来た。当然、地図など持っていない。
ほかの登山者の後ろをついて歩いていたら、本来のルートと
違うコースに入ってしまった。
登山道に咲いている草花を、踏み潰しながら歩いていた・・・。
などなど・・・。
みなさんにも、いくらでも思い当たることがあるはずです。
山登りは、「落とし穴」の宝庫です。
見方を変えればリスクの多い場所、スポーツだからこそ、
事前に想像力を膨らませて、入念な準備、心がけで臨むのが
登山の面白さでもあります。
細心の注意とマナーを持って、
安全・安心な親子トレッキングを楽しんで下さいね。
「登山のABC」
A=当たり前のことを
B=ぼんやりせずに
C=ちゃんとやる!
「当たり前」の心がけとして、
「ぼんやり」して忘れずに
「ちゃんと」習慣づけて下さいね。
親子山学校