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親子登山の指南書『4歳からはじめる親子トレッキング』の
著者・関良一が親子で富士山の頂上に立つためのノウハウを
大公開した『子どもと登るはじめての富士山』。

富士山ガイドはいろいろあれど、<親子で登る>ために特化された
ガイドブックは本書だけです!

吉田ルート、富士宮ルート、須走りルート、御殿場ルートの
四大ルートそれぞれの解説、どうすればバテずに高山病に
ならずに親子で登れるか、事前の計画・準備から本番での
過ごし方まで具体的な流れにそってわかりやすく解説。

子どもの自由研究の資料として役立つ「富士山フィールドノート」
の綴じ込み付録がついています!
小学生以上のお子さんをお持ちの方には、夏休みの
家族イベントに富士登山に挑戦してはいかが?

●著者:関 良一(「親子山学校」主宰)
●発行:旬報社(2013年6月初版・7月重版)
●価格:1400円+税

表紙の写真をクリックするとamazonのサイトからお申し込み
いただけます。


幕内秀夫著『子どもこんだて』表紙


親子山学校の活動主旨を一言であらわすと
〈歩くチカラ〉を親子で身につけましょう
ということです。

歩くチカラとは、身体的な能力を高めること
だけではありません。人には歩くことによって
叶えられる喜びやたどり着ける世界がたくさん
あるんだということを知って頂きたいと願っています。

その〈歩くチカラ〉の源になるのは食べ物です。

とりわけ育ち盛りの子どもにとっては、ふだんの食事はとても大切です。
親子山学校に参加する際の条件の一つに、山には市販のお菓子は持って
こないで下さいということがあります。

「では、おやつは何がいいんですか?」という質問には
「山のおやつはおむすびで十分です」と答えています。

キッズクラスの子どもたちは、休憩ごとにおむすびをパクパク食べています。
おむすびしかないから必死に食べているのかもしれませんが、そのうち
おむすびだけでもなんの問題もなく過ごせるようになります。

子どもなりにおむすびが一番チカラになるし、満足感が得られるとわかって
くるからです。

しかし、それでもなかなか〈心の背骨〉が出来上がらず、根気が続かない
子どももいます。ふだんの家庭での食生活は親子山学校も立ち入りできません。
若いお母さんたち自身も、好きなものを好きなだけ食べて育ってきた世代です。
一見舌は肥えているようですが、案外本物の食事を知りません。

ですから、子どもにどんなごはんを食べさせたら良いかがわかっていない
場合があります。


『子どもこんだて』には野菜、豆、海草、魚などありふれた食材の献立がたくさん!


「一週間のレシピ集」から真似してみたら?


そういう方には、幕内秀夫さんの書かれた
『子どもこんだて じょうぶな子どもをつくる基本食』
(主婦の友社・1500円)をお薦めします。

今から十年以上前の平成13年の初版ですが、幕内秀夫さんは昔ながらの和食に
基づいた食材や献立を本書の中で紹介しているので、今でも十分通用する中身です。

子どものごはんに気を使いたくても何が良いのかわからない親にとっては、
とても参考になる良書です。


常備したい市販品の例も参考になります。


添加物のない食品選びのヒントも。


「子どもの食生活改善10カ条」も参考にどうぞ!



親子山学校の「キッズクラス」に参加を考えていらっしゃる方へ。

親子山学校での毎月の親子トレッキングはさぞかし楽しい
だろうなと思われているかも知れませんが、楽しいだけの
山登りにはなんの価値もありません。それを求めたい方は
ご自分でなさるか、サービス満点のツアー登山に参加する
ほうがよろしいと思います。

親子山学校の「キッズクラス」では、
山に持参する食べ物、おやつ、飲み物を厳しく制限させて
いただいています。これを守れない親子の入会は一切認めません。
改善されない親子には退会を勧告します。

以下、食べ物に関する「親子山の流儀」をお読みください。

===============

「親子山の流儀」(食べ物編)
「山のおやつのこと」

キッズクラスへの継続・新規参加を希望されるの皆さんへ

長文ですが、親子山学校のポリシー、根幹に関わる
大事な内容なので、最後までお読み下さい。

親子山学校は、どんな親子の組み合わせになっても、
常に子どもたちが山で健やかに過ごせるように、
親子で歩くチカラをつけてもらい、みんなと山登り続けて
良かったなぁと思える場所でありたいと思っています。

2003年以来、親子山学校が営々と続けている親子トレッキングは、
洗練された環境教育的なプログラムとは無縁です。

子どものカラダが出来上がるまでは、同じような山に何度も繰り返し、
反復して登り続けます。雨の日も雪の日も、年間を通して登ります。
このシンプルさが、親子山学校最大の特徴です。

けれども、現実には様々な価値観や生活習慣で日常を過ごして
いらっしゃる親子が集まっています。親子山学校で全員の
嗜好(志向)を満足させることは不可能です。

そもそも山登りにそうした個々のスタイルを持ち込むことは、
少なくともパーティーを組んで登る山ではありえません。

なんのために、なにを目指してわざわざ親子山学校に集まり、
みんなと山に登るのかを考えるとき、日常の生活習慣や嗜好
にケジメをつけて向き合わなければなりません。

本題に入ります。

親子山学校では「キッズクラス」に参加する際の
子どもが持参するおやつや食べ物を厳しく制限します。

ルールを設けます。

子どもたちのおやつや飲み物に、市販のお菓子やジュースを与える
のはやめて下さい。

ここでいう市販のお菓子とは、大きな工場の製造ラインから
日々大量生産されているお菓子です。日本全国どこへ行っても
売っているような、子どもならみんな知っているいるようなお菓子です。
テレビのコマーシャルで毎日流れているようなお菓子です。

もう少し具体的に言った方が間違いないと思うので例を上げます。
チョコレートはやめましょう。マーブルチョコレート、コアラのマーチ、
チョコ菓子などは一切禁止です。ハイチュウ、その他のキャンデー、ガム、グミ、
スナック菓子も同様に禁止です。

代わりに持ってきても良いおやつの例を具体的に上げます。

おススメするおやつの筆頭はおむすびです!

トレッキング中の休憩時間でも、遠慮なくおむすびを食べてかまいません。
子どもが食べやすいように一口サイズに小さく握ってあげると
子どもも安心して手軽に食べられます。

甘いものが欲しいならば、干しいもやケンピ、甘栗、ドライフルーツなど。
塩分を摂りたいなら、ナッツ類やアタリメ、昆布などの低度な加工食品、
いわゆる昔ながらの保存食にして下さい。

もちろん、これらの保存食品の中にも着色料や保存料など添加物を
使った偽物がありますので注意して下さい。

ナッツやフルーツを入れた手作りの焼き菓子や手作りのパンなどは歓迎します。

もし、市販のお菓子が食べられなくなったことが原因で、子どもの具合が
悪くなったとか病気になったとか、あるいはそれが原因で山登りができない
という場合は教えて下さい。

どうしても保存料、人工甘味料、着色料、香料など化学的な添加物が
たくさん入った遺伝子組み換え原料の加工度の高いお菓子じゃないと、
子どもが健康に育たないとか、病気になりますというのなら、
私はその方の言い分をしっかりと伺った上で、私は説得に当たります。
いいお医者さんも紹介しましょう。

これに伴って、今後は下山後の仲間内での反省会でも、子どもに
アイスクリームやパフェなどの甘味類を食べさせるのもやめて下さい。
ましてや山の茶屋でかき氷やアイスを与えること、ラムネなども禁止です。

どうしても与えたい場合は、解散後、家族だけになってからに
して下さい。プライベートな登山までは関与しません。

どんどん好きなだけ市販のお菓子を子どもに与え続けてけっこうです。
私は関知しません。山で結果さえ出していただけるのなら。

けれども、私が出会った子どもたちで、こうした市販のお菓子や飲み物に
依存する率が高い子ほど、山では威勢よく大声でおしゃべりすることは
得意でも、持久力や根気に欠け、自分や他者、自然への眼差しに欠け、
協調性に欠ける例が多いのが現実です。これは如実に現れます。

この子たちがが将来、大人になり、結婚し、子どもを持ったときに、
親に与えられた食習慣のせいで、予想だにしなかった苦労を背負い込むのは
悲しいな・・・と思っています。食べ物の影響が本当に現れるのは十年後、
二十年後なのです。あるいは次の世代に濃縮されて受け継がれてゆくのです。

暴言のように感じられる親御さんや、ピンとこない方もいらっしゃる
かもしれませんので、重ねて申し上げておきます。

おとなと子どもの食べものが、同じであるわけがありません。

昔は、その境界線がはっきりとしていました。
しかし、現代では肝心の大人や社会がその判断力や基準を失い、
子どもと大人の線引きや区分けを放棄しているのです。

とくにカラダを一生懸命作っている最中の、4歳から6歳の子どもが
カラダの中に入れてよい食べ物は、おのずと限られてきます。

私のようなシロウトが言うまでもなく、子どもが避けなければならない
食べ物と、子どもが積極的に摂らなければならない食べ物の区別や
境界線があるということを、親のみなさんはしっかり学んで下さい。

子どもたちのココロとカラダのために良いと思って
親子トレッキングをやっているのに、その子どもたちにとって
必要のない刺激の強い食べ物を与えられているのを、私はこれ以上
だまって見過ごせません。

繰り返しますが、子どもにとって一番大切な時期は、
生まれてから小学校に上がるまでの最初の6年間にあります。
その重要な時期に当たるのが「よちよち山」であり「キッズクラス」です。

大量生産されたお菓子のチカラを借りなくても、子どもが生まれ持った
チカラでやれることはたくさんあるはずです。
親のみなさんは、そのことに気づき、確信をもって山に臨んで下さい。

おむすびだけで山のてっぺんまで登り、けろっとした顔で下山する
くらいの、カッコいい子どもになって下さい!
みなさんなら出来ます!

親子山学校
主宰 関 良一





北アルプス・鳴沢岳山頂に立つジュニアの岳童


親子山学校は三つのカテゴリーに分かれて活動しています。


「よちよち山」…
メンバーを固定して、一年間活動。
(2016年3月で活動休止にしています)

「キッズクラス」…
4歳児から小学校低学年を中心に、親子で一年間、毎月低山トレッキングに
取り組みます。年間を通して参加できることが基本条件です。

「ジュニアクラス」…
「キッズクラス」で一定の経験を積んで認められた親子が参加。
これ以外の参加はできません。二千メートル級の高山を中心に、山行の半数以上は泊りがけの登山です。



●山歩きをゆるやかに楽しむ超入門クラス「よちよち山」

2歳・3歳児と親を対象に、毎月低山ハイクを開催しています。
主な山は日和田山、高尾山など300mから600mの低山。
2015年度からは、年間を通して固定した親子メンバーで
活動します。(2016年3月をもって活動休止しています)

●初心者親子を対象にした「キッズクラス」

親子山学校の基軸になる入門クラスです。
原則、4歳から小学校低学年までを中心に活動しています。
年度ごとにメンバー登録し、毎月定例トレッキングを開催。
年間を通して活動します。主なフィールドは、陣馬山、景信山、
高尾山、石老山、御岳山、日の出山、高川山など500mから1000m
以内の低山。

●登山経験を積んだ親子のための「ジュニアクラス」

原則、小2以上の子どもと親。キッズクラスでの経験が必要。
日帰り、宿泊縦走登山など。主なフィールドは、奥多摩、中央線沿線、
八ヶ岳、南アルプス、北アルプスなど、1000mから3000mの山。


●「親子山学校」の前身は、「親子山教室」(2003年4月から2011年7月)です。
過去13年間の活動で、延べ一万人の親子と一緒に培ってきた
親子トレッキングの経験をベースに、未来を担う子どもたちと
山登りを通して<歩くチカラ>を育んでもらいます。

●「親子山学校」および「親子山」は商標登録です。
親子山学校(登録第5839916号) 親子山(登録第5865642号)