コラム

低山から高山まで、 仲間の親子と登る山々で出会ったこと、思索したこと、 憧れること、悔やむこと、 そして嬉しかったことを綴ります。 親子山学校を貫くインティメイトな山の世界・・・。


「完全出席をめざして」

皆さんは「完全出席」という言葉をご存知ですか。

「完全出席」は、主に学校などで生徒が無遅刻・無欠席で登校できた状態を称える行事や状態を指します。
(AIによる概要)

多くの場合は、ある期間を一度も休まずに登校できた生徒個人やクラスを讃える場合に使われているようですが、親子山学校では「登録しているすべての親子メンバーが一人も休まずにフル参加できたとき」を完全出席と考えてきました。


毎月の「日程調整」で、最終的にお休みするメンバーが誰もおらず、後は本番を迎えるだけということは何度もありましたが、前日や当日になって欠席の連絡が入り、「完全出席」の夢はその都度破れてしまう・・ということの繰り返しです。

親子山における「完全出席」は、主宰である関がひそかに期待し続けてきたことでもあるため、それを毎月呼びかけることは一度もしておりません。親子が200人いれば200人全員の、日々の健康管理や親子山への主体性が伴って初めて叶えられることなので、私がどんなに叫んでもできることではありません。

親子山学校のこれまでの歴史には、特筆すべきすごい山行はいくつも刻んできましたが、偉業となるような山行の遥か手前にある、「誰一人休まずに集まって、メンバー全員が登頂して下山する」という最もシンプルな「完全出席」だけは、創立22年目を迎えている現在も達成できていません。



「完全出席」は、ゴールのない永遠のテーマかもしれません。
(関 良一 親子山学校)