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ロープを使って背負う例(「マナスル山荘本館」山口信吉さんによるジュニアクラス春合宿より 2016年4月)


「ザックのハーネスで子どもを背負う」

親子山学校では、これまでに体調不良やケガなどで子どもを背負って下山したことはなかったのですが、今年の9月、10月と立て続けに子どもを背負って下山する事例が発生しました。いずれも腹痛を訴えて歩けなくなった子どもを背負っての下山です。(二例とも参加メンバーの保護者に、医師がいたため現場での応急手当は出来ています)

二つの例で取り入れたレスキュー方法は、ザックを利用して子どもを背負う方法でした。大人が背負うザックの背当て部分で子どもを挟んで、子どもの両足は左右のショルダーベルトから通して背負う方法です。この方法は、親子山学校でいつもお世話になっている入笠山「マナスル山荘本館」での合宿でも、山口信吉オーナーから教えていただいている方法です。


ジュニアの子どもたちと(2016年9月 縞枯山・展望台の岩場)


「ジュニアの条件」

親子山学校は現在、2つのカテゴリーに分かれて活動しています。4歳から小学生(主として低学年)までの子どもとその親が、毎月低山に登る「キッズクラス」。こちらは一年単位で活動し、一年ごとに継続か退会かを決めていただいています。

一方の「ジュニアクラス」には、基本的に継続か退会かの問いはありません。キッズクラスの低山で育ってきた親子のみを受け入れ、子どもには小学6年生まで続ける覚悟を求めています。ジュニアクラスは、エスカレーター式に進級できる場所ではないということです。



「或る達人」

山荘の談話室に、やや痩身のごま塩頭の男が入ってきた。手には小さな紙パックの飲み物を持っている。歳は七十前後か。顔つき、風体は一見すると農協のおじさん風である。が、この手の年配者は侮れない。見た目で判断すると足元をすくわれることがある。

その日は朝から強い風雨で、横岳と硫黄岳の鞍部に建つ山荘には、午前中から登山者が次々とやってきて、談話室はすでに混み合っていた。談話室の真ん中にある机の前で、三十前後の単独(ソロ)の女が静かに本を開いていた。安易に人を寄せ付けない、硬い表情をした女だった。空いている場所は、その机の一角くらいだった。農協のおじさんは、「いいですか?」と断わりを入れると、女の斜め向かいに腰を下ろした。



「反復することの意味」

■すべては反復からはじまる

この世に、反復練習せずに会得できる習い事やスポーツはあるでしょうか?それは皆無だと思います。

野球、水泳、サッカー、バレエ、バイオリン、ピアノ、書道、そろばん、囲碁、将棋、なんでもそう。すべて反復練習が欠かせません。これらに共通するのは、頭だけではなく、身体を通した反復運動によって会得する要素が大きいことです。

山登りも、その例外ではありません。


親子山学校の「商標登録証」


本年(2016年)4月8日付けをもって「親子山学校」は商標登録され、商標権が与えられました。これによって「親子山学校」の名称(商標)は今後、商標法によって保護されます。

商標権は、同一商標だけではなく、類似商標にまで権利範囲が及びます。
商標権は、異なる営業地域であっても、全国的に権利範囲が及びます。
商標権は、更新することによって、半永久的に保持することができる権利です。
商標権は、故意・過失を問わず(知らなくても)、侵害が許されない権利です。
商標権は、類似した名称を使って、類似した活動を行うものに対しても、使用差し止め、および損害賠償請求(訴訟)を行うことができます。