ザックのハーネスで子どもを背負う
「ザックのハーネスで子どもを背負う」
親子山学校では、これまでに体調不良やケガなどで子どもを背負って下山したことはなかったのですが、今年の9月、10月と立て続けに子どもを背負って下山する事例が発生しました。いずれも腹痛を訴えて歩けなくなった子どもを背負っての下山です。(二例とも参加メンバーの保護者に、医師がいたため現場での応急手当は出来ています)
二つの例で取り入れたレスキュー方法は、ザックを利用して子どもを背負う方法でした。大人が背負うザックの背当て部分で子どもを挟んで、子どもの両足は左右のショルダーベルトから通して背負う方法です。この方法は、親子山学校でいつもお世話になっている入笠山「マナスル山荘本館」での合宿でも、山口信吉オーナーから教えていただいている方法です。