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雲取山へ登る子どもたち(2015年4月の親子山学校ジュニアクラス)


先日、滝子山からの下山中のことです。私の前を若いカップルが歩いていました。段差のある露岩の下りがしばらく続くので、追い抜くことも出来ない場所です。やむなく二人の背中を追うような格好で下っていました。

女が後ろからついて来る男に、ブツブツと何やら文句を言っていました。

「なんで私が怒られなきゃいけないのよ」
「いつもそう」
「安達太良山のときもそうだったわよね」

などと言ってます。


『4歳から登れる首都圏の親子山』巻頭の「はじめに」


発売中の親子登山のガイドブック『4歳から登れる首都圏の親子山』ですが、手にしていただいた方々から、巻頭に書いた「はじめに」のページに共感を寄せていただいています。

本の中身は、どこからどう見ても山のガイドブックなのですが、その根底には私が足かけ13年やってきた活動から、私が出会った多くの親と子の悲喜こもごもなドラマがあっての本なのです。

親子で登る山とは、「突き詰めればこういうことではないかしら?」という思いを、あえてガイドブックの巻頭に書いてみました。その「はじめに」の全文を掲載します。

共感いただけたなら、ポチっと本書をご購入くださいませ。


初登山の喜びにあふれる絵


先日の陣馬山に、親子3人で参加したTさん一家のお母さんから、私のもとにメールが届きました。

メールには一枚の絵が添付されていました。5歳のお子さんが描いた絵でした。

Tさん親子は、4月から親子山学校のキッズクラスに入会し、その初めての山登りが陣馬山でした。



「朝カツ」

「できれば朝カツはしたくないなぁ」と常々思っています。
朝カツと言っても、朝からカツ丼を食べるとか、
朝からトイレ掃除をするとか、そういう殊勝な話ではありません。

キッズクラスの集合・出発前に、参加親子に向かって、
朝から喝を入れることを勝手に「朝カツ」と呼んでいます。

喝といっても、「エイエイオー!」と鬨(とき)の声を上げる
ような勇ましい内容ではありません。

「おまえらマジメにやれよ!」「山をなめんなよ!」
という意味合いの、激しい叱責でございます。


新刊『4歳から登れる首都圏の親子山            子どもは山で大きく育つ!』表紙


「親子山学校が登っている山を中心に、初心者親子にも役立つ山のガイドブックを作りましょう」と懇意にしている編集者さんから提案を受けて、一年余りの歳月をかけてようやく完成、出版の運びとなりました。

書名は『4歳から登れる首都圏の親子山 子どもは山で大きく育つ!』
本体1500円+税  
旬報社より4月27日発売となります。