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3月10日(火)発売の『ワンダーフォーゲル』4月号(山と渓谷社)。
人気連載ページ「山学(さんがく)・山の学び場」で、
「親子山学校の親子トレッキング術に学ぶ!」と題した記事が
掲載されます。

親子登山で気をつけたいことや楽しみを、イラスト、図解入りで
コンパクトに分かりやすくまとめています。ぜひ、お手にとって
ご覧ください。

掲載紙のURLは下記。
http://www.yamakei.co.jp/products/2814914112.html


キッズのメンバーから提供されたリユース品の子ども向け登山靴


毎年この時期になると、親子山学校のキッズクラスでは、不要になったりサイズアウトしたけれどまだ十分に使える子ども向けの登山用品を、メンバーから提供していただきます。新たに参加する子どもたちに「リユース」してもらうためです。

いつ頃からこういうことを始めたのか、私にも記憶がありませんが、今と違って子ども向けの登山用品が手に入りにくかった頃、サイズアウトした子どもの登山靴を、ほかの誰かに使ってもらおうと提供したのが最初だったと思います。


強烈なみぞれが待ち受けていた矢倉岳(箱根・870m)2015年2月8日・ジュニアクラス山行


親子山学校の山行は、原則「雨天決行」です。

これは「よちよち山」「キッズクラス」「ジュニアクラス」
すべてのカテゴリーに共通する“当たり前”のことです。

ですから、メンバーの親子は季節、天気に関わりなく
一年中雨具は必携。(これも当たり前のことですが)

活動を始めて12年間、雨が降ってきたのに雨具を
持っていなかった、というメンバーは私の知る限り
一人もいません。

忘れてきたけど、運良く降らずに済んでいたのかも
知れませんが・・・。



工事現場などで働く方々なら目にしたり、
耳にしたことがあるはずの標語、
「安全のABC」をご存知ですか?

これ、登山にもそっくり使える分かりやすい標語です。
覚えて心がけておくといいですよ!


石老山から急勾配を下る親子(キッズクラスより)


「傾斜があって足場の悪い下りでも、
親子でサクサクっと下れる方法」

========
足元にゴツゴツとした石があるような急勾配の下りになると、
経験の浅い親子は例外なく通過に時間がかかります。

一つクリアしても、次のステップでまた躊躇し、考えあぐね、疑心暗鬼の
まま、ようやく踏み出す一歩が決まる。その繰り返しですから、時間が
かかるのも当然です。

さらに、小さな子どもの手を引く親の多くは、子どもを安全に
誘導しようとするあまり、子どもに気を取られ過ぎています。
そのため、親自身のカラダの向きが、進むべき方向に向いていません。
カラダがねじれています。

勾配のある下りで時間がかかっている親子は、ほぼ例外なく
腰砕け状態で、へっぴり腰になっている場合も多いのです。

断言します。腰が引けている限り、下りは絶対に上達しません。